山稜のどの部分に取り付いているか


A−山稜の鞍部

 最もよく見かける一般的な峠です。広い平原状の峠、深い切り通しの峠、等様々です。

十王峠(山形)


きれいに山を割っています。最も美しい峠の一つです。

塞ノ神峠(山形)


これもまたきれいに山を二つに割っています。何となく全体が丸く見える不思議な峠です。

穴路峠(山梨)


痩せた尾根の鞍部を鋭角で乗っ越しています。峠らしい峠といえます。

樽口峠(山形)


遠くから峠が見えるのは、精神的にとても助かります。

二井宿峠(山形−宮城)


草原状の峠の代表格です。よく観察しないと本当に山の鞍部なのかわかりません。

B−山の中腹

 最近造られた林道などで見かけることがあります。また古来の峠でもその成立過程から存在するものもあります。また、リアス式海岸沿いの路で、峠の名前が付いているものは全てこのタイプです。
 最近出来た林道峠、古来からの峠で山の中腹にある場合、純粋に集落から山向こうの集落に路を通そう、という目的で作られたものは無いと思います。次の「峠から何処へ向かっているか」で少し詳しく推察します。
 例外ですが、隧道、トンネル峠もここに入れてしまいます。

花立峠(山形−宮城)


峠の片側はなだらかなスロープとなっていて、神室高原が広がっています。

醍醐峠(東京)


和田峠の北側にある峠です。もとは尾根を通る路でしたが、森林開発のために作られました。

大楢峠(東京)


御岳山に登るための路でしたが、後に山の反対側から路が延び、山の中腹で接続して峠になりました。

笠取峠(山形)


リアス式海岸特有の峠です。波の音を聞きながらのパスハンも、結構趣きがあります。

雛鶴峠(山梨)


隧道は全部山の中腹をぶち抜いていますよね。いずれ隧道の歴史についても研究してみたいと思っています。

C−山頂

 地域によって偏りがありますが、まれに見かけます。今後その成立過程、歴史などを研究していきたいと思っています。

二つ塚峠(東京)


何処からどう見ても山の頂上にあります。この峠の成立過程は?

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