国字である「峠」の登場

−平安時代末期に登場か?−


現在までに確認した最古の「峠」の文字

更 新 : 1998/09/13(訂正)

年 代 : 1473年−室町時代

作 品 : 藤 河 の 記 (一条 兼良)

峠 名 : 磨 針 峠

底本で確認した結果「無名抄」の「とうげ」は平仮名であることがわかりましたので、訂正しました。


 「峠」という文字は外来語ではなく、日本で作られた漢字であることは皆さんがご存じの通りです。では何時、初登場したのでしょうか?
 これについて明快に回答した書は今のところみあたりません。室町時代説、鎌倉時代説、平安時代説と諸説あります。
 以前読んだ本に、平安時代末期に編纂された「堀河院百首」という歌集に「峠」の文字がある、と書かれていたのを覚えています。現在この歌集の原本から「峠」の字を抜き出す作業を行っています。
 これが確認できれば「峠」という文字は平安時代から使われていたことになります。尚研究していきたいと思います。時間はたっぷりあるしね。


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