満 地 峠

東京都あきる野市−青梅市
1998.2.1
 11月末に足を怪我して以来、全く自転車に跨っていませんでしたが、順調に回復してきたので思い切ってリハビリランのつもりで走ってきました。98年の初乗りです。「距離も短い楽勝コース」のつもりでプランニングしたのですが、まさか雪の山道を担ぐ羽目になるとは....。
 あきる野市側の旧道入口に車をデポして走り出す。旧道は車止めがしてあり、軽車両以外は通れない。ガチガチに固まった雪の上をおそるおそる押していく。
 数十メートル進んだところで旧峠に到着。(^^; とても古めかしい作り。「新満地トンネル」は自転車、歩行者通行禁止なので、「旧」満地トンネルは自転車、歩行者専用道として整備されている。照明も明るく、トンネル恐怖症の私でも難なく通ることが出来た。
 トンネルを抜け、滝山街道に合流して暫く進むと、左側に古道の入口がある。ハイキングコース入口の標識が立っているのでわかりやすい。トンネルを出てから左に曲がる最初の分岐だ。
 峠路は最初、舗装された急勾配の道だ。久々に立ち漕ぎをして頑張る。集落半ばで勾配も落ち着いた頃、舗装が途切れて地道となる。道幅は広く、走りやすい。
 建設会社の作業場を過ぎると、「この先行き止まり」と書かれた看板とバリケードがある。突破して先へ進む。道は多少荒れてきて、倒木の数も多くなり、雪も多くなってくるが前進できないほどではない。日差しが強くて気持ちがいい。
 程なく「古道・満地峠」に到着。山を二つに割っていて、きれいな峠だ。明治40年に発行された地形図にもこの道は描かれており、「満地峠」の名も表記されている。昔から青梅と秋川を結ぶ幹道として賑わっていたのだろう。
 ところで道の左側にあるのは簡易トイレである。何でこんな所に?と思いながら峠を下ろうとすると、バリケードがあって通れない。どうやら峠のあきる野市側は宗教団体の私有地になっているらしい。「この先は御神域なので関係者以外立入厳禁」とある。普段なら何とか突破しようと思うのだが、宗教団体にこれだけしつこく描かれると、やっぱり通れない....。
 峠から少しだけ青梅市側に引き返したところにハイキングコースの入口がある。ここからなんとか戻れないものかと思い標識を見ると、「満地峠 1.5km」とある。旧道、古道の他にも満地峠はあるのか!と胸を躍らせて山道に突入!
 今日はリハビリだから「担ぎ」のコースをわざわざ避けたのに結局こうなってしまった。結論から言えば、標識に書かれていた「満地峠」とは旧満地トンネルのこと。旧トンネルのあきる野市側に出てしまった。でも2ヶ月半ぶりの担ぎのパスハン、勘を取り戻せたみたいで楽しかった。この行程中、一度も足が痛まなかったのは大きな収穫。また来週から走れそう(^^)
 新満地トンネル。自転車、歩行者は通行禁止。車の流れが絶えることがない交通の要所だ。

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