金 山 峠

山梨県秋山村
1997.10.25

 5万図「上野原」の中央に位置する峠です。距離はとっても短いのですが、廃道寸前のような結構ハードな峠でした。


 秋山トンネル手前から西に曲がり、金山集落に向けて舗装道路を走る。峠の入口がわかりにくいが何人かの人に聞いてようやく判明。集落手前の橋付近の小屋が目印。
 峠路の序盤は獣道同然、激しい勾配で電光型に登っている。中盤から尾根に取り付き、路の状態は多少良くなるが、激しい勾配は変わらない。距離は短いのだが結構きつい。
 入口で出会ったクロカン氏と途中まで一緒に上る。彼は天秤担ぎでぐいぐい上り、置いてきぼりにされてしまった。
 峠路終盤。尾根を離れ、ややフラットな路となれば峠は直ぐそこ。
 峠は一応十字路になっている。しかしどの方向に向かう路も全部不明瞭。峠自体も藪が凄く、あまり居心地は良くない。自転車が立てかけてある中央の木に、「金山峠」と書かれた板が打ち付けてあった。
 古福志に下る路。峠を少し離れると、路は格段に良くなる。勾配も落ち着いていて金山側に比べて遙かに古道の峠らしい雰囲気だ。鼻歌の一つも出てしまう。
 深い樹林帯を抜け、パッと展望が開けた瞬間。このような場所はあと2カ所ある。いいねぇ。自転車を倒し、煙草に火を付けてしばし休憩。
 困難は忘れたころにやってくる。良いことばかりが続くわけなく、倒木群出現。普段は斜面をよじ登って倒木群の上方に回避するのだが(これがセオリー)、この日は真っ正面から突っ込んで、20分かけてクリアした。これはこれで結構面白い。
 しかしあとで、この時にインフレーターを落としたことに気が付いた。
 倒木群を抜け、緑の小道を古福志に向けて下りていく。鼻歌再開。

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