釈迦堂口切通し

神奈川県鎌倉市大町−鎌倉市浄明寺
2000.9.30

峠部分通行禁止

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 県道311号線を東進、逆川に架かる小さな小さな三枚橋を越えて直ぐ、名越バス停手前の小路を左に曲がる。案内板も何もなく、非常にわかりづらい。
 住宅街の中の狭い路を道なりに進んでいく。自動車の通行はかなり難しそうな道だ。
 やや勾配が出てきて最後の民家を過ぎると.....。
 いきなり、という感じで釈迦堂口切通しが出現した。切通しというより隧道なのだが、それにしても見事なものだ。何時、誰が掘り抜いたものかはわかっていないが、直ぐ近くに北条時政の山城があったので、多分この縁のものが作ったのではないかと思われる。また、鎌倉時代の三代執権の北条泰時がこの近くに釈迦堂を建立したので、それがそのままこの切通しの名前になったといわれている。この切通しの側壁には五輪塔等の歴史的な遺物が数多くあるらしいのだが、崩落の危険があるため、現在では通行禁止になっている。
 北側から見た切通しの姿。これが鎌倉時代に掘り抜かれたものだと仮定すれば、800年近くもこのまま崩れずに残っていたわけだ。なんというか歴史の凄みを感じてしまう。

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