亀ヶ谷坂切通し

鎌倉七口・国指定史跡

神奈川県鎌倉市山ノ内−鎌倉市扇ガ谷
2000.9.30

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 県道21号線、亀ヶ谷坂切通しとの分岐点の手前にある鎌倉五山第一位の建長寺。拝観料が要るとのことで、その手前でお祈りし、写真だけ撮ってお寺を後にした。とっても罰当たりかもしれない....。
 「茶屋かど」を左に曲がり、峠を目指す。緩やかで感じのいい小径だ。なお、この峠路は二輪車以外の車両の通行を禁止している。
 切通しをくりぬいた中にあった地蔵様。歴史ある道なので別に珍しい光景ではないのだが、そこに供えられた多くの供物や花を見ると、地元の人達に愛されている路であることがわかる。こういった光景を見ると、こちらも暖かい気持ちになってしまう。
 ここが切通しのピーク。終始緩い坂で、舗装もされているので、のんびりと自転車を漕ぎ、楽しむことが出来た。ピークには古ぼけた峠の碑が建てられていた。
 この切通しの名前の由来は、勾配が大変きついので、亀が坂を上れず、途中でひっくり返ってしまうことからこの名前が付いたと言われている。「かめがやつざか」と読む。ちなみに西岸良平の「鎌倉物語」には、巨大猫の「猫王」が住んでいる峠として登場する。
 ピークのカーブを曲がると丸椅子が数個置かれていて、お年寄りが座って休んでいた。こういった優しい心遣いがある峠路って本当にいいと思う。
 南側の峠路の様子。北側に比べて勾配がきつく、切通しも深いことが見てわかる。
 海蔵寺に向かう道との分岐点にある岩舟地蔵堂。頼朝の娘、大姫を供養する地蔵立像を安置した御堂といわれている。亀ヶ谷坂はここでおしまい。

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