八 箇 峠

新潟県六日町−十日町市
2001.8.6

 

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 六日町I.C.より山側に入ったところに車をデポ。R253をインナーローでゆっくりと上っていく。早朝なのでまだ車は少ない。しかしスノーシェードがやたら多く、鳴り響く轟音にせき立てられるように走った。振り向けば大ミミズがのたくっているように見える。
 ほどなく八箇隧道に到着。これから上る八箇峠に代わり、六日町〜十日町間の大動脈になっている。その手前から八箇峠に向かう道が分かれている。「魚沼スカイライン八箇峠入口」と書かれた大きな看板が目印だ。気合いを入れて、再び走り出す。
 峠路は全舗装。勾配もほどほどで走りやすい。気温もさほど上がらず、蝉時雨や時折見える大展望を楽しみながらのんびりと進む。時々通り過ぎる風がとても気持ちがいい。
 八箇峠旧道入口と思われる場所。激しい藪に阻まれて、進入するのは用意ではない。少し入り込んでみたが、すぐにあきらめた。全く普請がされていないようだ。結構有名な峠だが、ここも消えゆく運命なのだろうか。寂しい。
 最初は森の中の峠路だったが、高度を上げるにつれて草原状の中を走るようになる。この辺になってくると、さすがに大粒の汗が滴り落ちてくる。青空もだんだん近くなってくれば、もうすぐ峠だ!
 幾つかのカーブを曲がり、徐々に吐く息も上がってきた頃、ようやく峠に到着した。地べたに座り込み大休止。ボトルの水がうまい。さて写真からもわかる通り、残念ながら稜線の山を巻いているだけで、山の鞍部を通る本来の峠ではない。林道峠によくあるタイプだ。本来の八箇峠は遙か下方にある。
 巻きの外側にある峠の看板の前で記念写真。「八箇峠」ではなく「八箇峠展望台」となっているのは、本当の八箇峠に気を使っているせいだろうか。(^^;
 巻きの内側の高台にはお地蔵様と「十二大明神」の石碑が鎮座していた。独特な細長のお顔が妙に人間くさくて親しみがわく。一発でファンになってしまった。お地蔵様の背景に広がる六日町の景色がすばらしい。
 お地蔵様の高台から反対側の景色を望む。こちらもなかなかいい景色だ。写真中央の三角錐の岩山は中将岳。
 魚沼スカイラインは十日町市と塩沢町の境の稜線上を走っている。他の峠二つも行けるし、このままスカイラインを走っても気持ちよさそうだったが、下って到着する峠ほどつまらないものはないので、来た道を引き返すことにした。六日町めがけて突っ込んでいくような感じの気持ちのいい道だった。

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