五 ヶ 峠

新潟県巻町
2002.8.7

 

周 辺 図 へ


 巻町の福井集落の外れに車をデポ。いつもに比べ、軽装で走り始める。時刻は16時40分。いつもならパスハンを終えて帰宅し、風呂を出てくつろいでいる時間だ。実は...峠から海に沈む夕日の写真を撮りたかったもので....(^^)
 新道(R460)との分岐を過ぎ、良く整備された杉林の中を走る。勾配はそこそこあるが、いつも通りインナーをくるくる回して上る。それにしても今日の日中はとんでもなく暑かった。さすがにこの時間だと随分涼しくなったが、時折浴びる西日がきつい。
 一汗かいて峠に到着。角田山と多宝山との間の最低鞍部を緩いカーブで乗っ越している峠らしい峠だ。集落の南北を険しい崖で囲まれた五ヶ浜の人達にとって、昔は陸路での生命線だったわけだ。
 さて、期待していた展望は....、残念ながら木々が生い茂り、海どころか展望は全くきかなかった。
 峠から少し五ヶ浜側に寄ったところに広場があり、そこから角田山への登山道が延びている。広場には公衆トイレ、避難所、八幡神社、バス停などがあった。
 峠を下る。西側の峠路の勾配はきつく、全舗装ながら10〜11%の勾配が続く。そして、結局この峠路から日本海を望める場所は皆無であった。
 五ヶ浜集落に下り、浦浜から日本海を望む。(集落の名前は五ヶ浜、海岸の名前は浦浜) 時刻は17時40分頃。平日のこの時間、浜辺には殆ど人はいない。思いっきり伸びをしたら、タイミング良く海鳥たちが目の前を飛び去っていった。もうねぐらに帰る時間なのかな。
 浜に打ち上げられた流木に自転車を立てかけ、1時間あまりもボーッとしていたようだ。時刻は18時40分。佐渡に沈む夕日が美しい。デジカメでは巧く表現できないのが残念だ。
 周りに人がいないのをいいことに、「海は荒海 向うは佐渡よ」と、中山晋平の「砂山」を歌った。こんなパスハン、たまにはいいな。

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