地 谷 峠 (矢熊峠)

静岡県中伊豆町−天城湯ヶ島町
2002.8.4

周 辺 図 へ


 筏場から大見川に架かる筏場大橋を渡り、地谷峠を目指す。筏場集落は山間の明るい集落のイメージで、暖かい雰囲気がとても良かった。
 峠路は全舗装で、勾配も普通よりやや緩い感じ。ただ、地図で見てある程度は予想していたのだが、殆ど一直線の道で、かなり先まで見えてしまうのは精神的にちょっときつかった。蝉の声援を背にインナーでじわじわ上っていく。
 峠路中1箇所だけあるヘアピンカーブ。ここをクリアすれば全体の約4分の3をクリアしたことになる。ほっと一息入れると同時にダンシングが始まる。そんなに気温が上がらないことと、全く自動車に出会わないことがせめてもの救いだ。
 峠に到着。と同時に自転車を石壁に立てかけてアスファルトに座り込む。ボトルの水を飲み、少し顔にかける。久々の峠行、なんとか無事にクリアできたが、いきなり連続しての2峠はやはりきつかった。脚を伸ばして道の真ん中でストレッチング。よし、かなり楽になってきたぞ。
 峠は標高516メートルと608メートルの無名峰の鞍部を緩いカーブで乗っ越している。両側の法面は石壁となっており、結構古くから開かれているようだ。
 峠の天城湯ヶ島側には2体の道祖神が鎮座していて、その前には郵便ポストが置かれていた。お賽銭箱のつもりなのか、はたまた霊界通信なのだろうか?
 呼吸も落ち着いてきたので、コーヒーでも煎れることにした。一応ファイヤーガードも持ってきたのだが、暑いので使わず、水に溶けるスティックタイプのアイスコーヒーを飲むことにした。こんなのまで出てくるとは便利になったものだ。意外と美味しいし。(^^)
 残っているボトルの水を道祖神の頭にかけて峠を下る。気温が高いので身体全体に当たる風がとても気持ちがいい。対向車に一台も出会わないのをいいことに、思いっきりぶっ飛ばす。うーん、爽快!
 峠を下りきり、舞台集落で県道349号線と合流したとき、今下ってきた方向を指して「矢熊峠入口」と書かれた小さな標識を見つけた。実は今上ってきたこの峠、私が知っている限り、峠名が記載されている地図はない。峠名を知ったのは、静岡県のホームページからだった。そして今、矢熊峠とも呼ばれていることを知った。うーん、取り敢えずは両方の峠名を表記し、あとで調べてみるか。

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