宇津の谷峠(蔦の細道)

静岡県静岡市−岡部町
2002.4.27

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 朝7時半、トンネル静岡側の道の駅「宇津ノ谷峠」に車をデポ。写真は国道1号線の宇津ノ谷トンネル。もともとは左側の穴だけのトンネルだったが、手狭になったので、平成の時代にその右側にもう一つトンネルを造り、それぞれ一方通行のトンネルにしたのだという。さすが日本の大動脈だ。当然道が広すぎて横断歩道なる物はないため、トンネル手前の歩道橋を渡って道の南側にでる。
 1号線の南側に出て、西進車線側の道の駅(道の両側にある)から峠路に入る。道標はしっかりしているので迷うことはないだろう。
 最初の木の階段を過ぎ、ややきつめの山道を担ぐ。いや、久しぶりなのできつく感じるだけで、実際にはそんなに大したことはないと思う。そう、久しぶりだからきついのだ。歳のせいではけしてない。
 峠路の雰囲気はとても暖かい。かなり掘れている箇所もあり、さすがに歴史ある古道だ。
 水場で喉を潤した後、峠路は沢を離れ、今度は本当にきつめの勾配で山肌を駆け上がっていく。本当はしてはいけないのだが、心臓のバクバク感が妙に懐かしくて九十九折れをワンピッチで担ぎ上げる。
 幾つかの九十九折れをクリアし、パッと目の前が明るくなったらそこが峠だった。自転車を立てかけ、ベンチに座って大休止。息を整えた後、ボトルの水を一気に飲む。ふうっ、やっぱりいいなぁ。
 峠はやや広めの鞍部で、ベンチが数個と在原業平の歌碑がある。この「蔦の細道」の名前の元となった歌だそうだ。在原業平といえば平安時代の人。一体どれだけ多くの人達が、この峠を行き来したのだろうか。
 峠の案内板の前で記念写真。久しぶりです。
 峠からは岡部側が一望できる。これから下る峠路も細く見えるが、静岡側同様、とても暖かい感じがする。こんなの見せられるとウキウキしてくるね。
 上の写真の細く見えた辺りの峠路。期待していたとおりの素晴らしい路でした。
 その後石がごろごろするような悪路となったが、程なく橋を渡って林道に合流。木和田川に沿って坂下に向けて下っていく。

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