冷 川 峠

静岡県中伊豆町−伊東市
2002.8.25

周 辺 図 へ


 県道12号線、中伊豆町役場に近い「持越口」バス停付近の駐車帯にデポ、東に向かって走り出す。伊豆スカイラインの冷川インターチェンジを見送り、T字路を左折、まだ眠っている徳永の集落の中をぐいぐい上っていく。
 沢口川との分岐を過ぎ、峠路は名もない川に沿って続く。勾配は並程度。川と道路の間の狭い土地に、敷き詰めるようにして作られた田圃が印象的だった。
 大きなカーブを曲がって川に別れを告げると、辺りの景色はいきなり山の中となる。勾配はそのままで道幅も広く、朝早いせいか交通量も少ないため、ペダルを踏む足も快調だ。それにしても、何故か蝉の声が聞こえない。これも朝早いせいだろうか。
 柏峠との分岐を過ぎ、峠まであと一歩のあたり。ずいぶん空も明るくなってきた。勾配は更にフラットになったような気がする。
 分岐点から一汗かいて峠に到着。峠はきれいな切通しになっていて、両側は石壁で固められている。石壁にはびっしりと苔が生え、その深緑色がいい雰囲気を醸し出している。もっと俗化していると思ったのに、嬉しい誤算だった。柏峠との分岐にあった案内板によると、この峠路は明治39年に開削されたものらしい。もうすぐ100歳か。
 切通しの手前にあった、峠の案内板ならぬバス停を写す。峠には行政区境を示す案内板はあるが、このバス停以外にここが冷川峠とわかる表示は何一つない。いたってシンプル、それでいい。
 その後清掃工場付近まで下った後、再び上り返し、柏峠に向かった。

目次に戻る