富 厚 里 峠

静岡県静岡市(−岡部町)
2002.5.27

周 辺 図 へ


 田舎道を楽しみながら県道207号線を北上、右折して富厚里橋に繋がる十字路を逆に左折し、峠を目指して上っていく。ややこしい書き方をしたが、この十字路には案内板も何もない。右側にちらちら見える緑色の富厚里橋だけが頼りだ。
 茶畑の中、きつい勾配の九十九折れを上っていく。高い木がないので終始素晴らしい展望を望むことが出来る。脚にはきついが眼には優しい峠路だ。^^; でも真夏は辛いだろうな。
 峠路も中盤を過ぎると勾配も幾分緩くなり、一息つける。振り返ると富厚里集落が豆粒のようになっていた。ガードレールにもたれてボトルの水を一気飲み。さぁ、あと少しだ。
 まもなく峠に到着。自転車を立てかけて登山靴を脱ぎ、石壁にもたれて脚を投げ出す。毎度の事ながらこの達成感と開放感は堪らない物がある。
 峠は山の鞍部をS字型に乗っ越しており、巻きの内側には林道開通記念碑と石仏の祠があった。
 祠の中には大きな石仏一体と中くらいの石仏が二体、そして沢山の小さな石仏が鎮座していた。比較的新しい物のようだが、何か謂われでもあるのだろうか。静かに手を合わせ、峠を後にした。
 峠は下りも全舗装。ぶっ飛ばして下っていく。周りの景色はデポ地までずっと「山の中」なので、今回の逆コース、つまり玉取から富厚里に抜けた方がドラマチックな景観が楽しめると思う。写真は下り道から山中集落を写したもの。典型的な日本の山村の景色だ。

目次に戻る