御 殿 峠 (古 道)

−魅力的な古道・生活の匂いがする旧道・喧噪の新道−

東京都町田市相原町−八王子市片倉町
1997.2.2,8

 八王子市を南北に縦断するのが、国道16号線の横浜街道です。御殿峠は八王子市と町田市の境に位置し、ドライバーには「渋滞の名所」としてよく知られている峠です。
 古道は由緒ある道で、七国峠と同じく「風土記稿」にも記載されています。峠路は御殿山の西側直下を稜線上に通っていて、プロフィールマップを描くならば、ちょうど洗面器を逆さまにしたような形になります。
 八王子市の宅地開発のスピードに危機感を持っている私は、この峠路の一部がのこっていると聞き、早速行ってみました。

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 16号線と町田街道の交差点の「相原」からちょっと北進すると、左側に入る道がある。これが古道への入口だ。
 しばらくは住宅街の中の急勾配の道を直登する。ピーク付近の三叉路を右に行き、八王子バイパスの上に架かる橋を渡り、少し進と三叉路に出会う。舗装されていない右側の道を選ぶ。
 しばらくは両側に杭が立っている林道を走る。不法投棄物が目立ち、不愉快だが少しの辛抱だ。途中二股に分かれている箇所があるが、そこは右側の道に行く。
 殆ど勾配のない道をのんびりと走る。古道らしい雰囲気が漂ってくる。
 御殿山手前の小ピークにて。
 小ピークから下ると、道幅はぐっと狭まる。
 小ピークから数十メートル下ると、「日本閣」の裏手に出る。古道はここでいったん途切れている。崖下まで自転車を 引きずりおろし、再び進む。この先は「日本閣」の私有地になっているため、必ず一言ことわること。
 第一、第二駐車場方面に上ると写真の場所に出る。中央の木と資材の間、これが御殿峠である。
 八王子方面に少し下ったところから峠を写す。こちらの方が古道峠らしい姿だ。
 八王子側峠道の様子。倒木の数も凄いが、落ち葉の量も凄い。靴が落ち葉で埋まってしまう。手入れは全くされていない。
 落ち葉に手こずっていると、ポンッ、と東京工科大学正門前の広場に出た。この先八王子側の峠路は宅地開発が進み、辿ることは不可能と思われる。

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