椿尾根から番屋乗越へ

1998.6.13


 椿尾根から番屋乗越までは、最初は広く、いい路だった。景色もよく鼻歌混じりに進んでいたのだが....。
 路面崩落箇所。自転車を肩に掛けたまま背中に回し、両手で木々の枝をしっかりと掴んでカニ歩きでそろそろ進む。こんな場所がこの区間、4,5カ所ある。
 また、段差の大きなアップダウンが連続しており、体力の消耗が激しい。
 でもたまにはこんないい路もある。途中、草刈りをしていた約10人の人たちと会う。励まされ、心強かった。
 勾配が急にきつくなり、渾身の力を込めて崖をよじ登ったところが番屋乗越だった。大の字になってぶっ倒れる。オーバーヒートした身体に冷たい風が心地よい。少し遅めの昼食をとった。生き返った。
 番屋乗越にも石碑があった。
 石碑の反対側にあった山の神。土地の人たちや登山者が供えたのであろうか、1円玉や5円玉が沢山置かれていた。
 30分ほど休んだ後、ブナ沢に向けて下り始めた。

 地図で見るとそうでもないのだが、実際にはアップダウンがきつく、路面崩落箇所も多く、意外と突破に手間がかかる。ともすると気が滅入ってしまいそうな道のりに、草刈りのおじさん達の「頑張れよ」の一言にどんなに勇気づけられたことか。
 私「ひどい路ですね。」おじさん「こんなの路じゃないよ。」なるほど、路じゃないと思えば少しは気分も楽か。(そんな訳はないってば!(^^;)

椿尾根発 11時40分 − 番屋乗越着 13時00分


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