雄 勝 峠


 国道13号線を及位の手前で右に曲がり、旧道にはいる。路は両側2車線の幅の広い、きれいなアスファルト道路だ。勾配も緩く走りやすい。小さな集落を越えると通行止めのバリケードがあるが、無視して進む。走っていてギョッとするのは、幅の広いきれいな舗装路なのに、路の両側からツタや草がワサワサと張り出してきていて、アスファルトが見えている部分が少ないことだ。ちょっと他では見ることができない珍しい光景だ。この路がもう何年もの間使われていないことを物語っている。
 峠はトンネルになっており、秋田県側に抜けるつもりだったのだが、なんとトンネルの入口はコンクリートでしっかりと塞がれてしまっていて、単なる一枚の壁になっていた。 この旧道は前述したように非常に状態が良く、急カーブも無いため、現在でもトラック等大型車による通行も充分可能であると思う。こんないい路をなんで廃道にしてしまったのか不思議でしょうがない。予算が余っていたから、などといったふざけた答えが返ってこないことを祈っている。

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