山 王 峠

埼玉県飯能市
2000.2.11

周 辺 図 へ


 中屋敷にあるスーパーマーケットの駐車場に車をデポ。"有料駐車場・1回1000円也"の看板を見て、「路上駐車よりましか...。」と、開店前のスーパーに足を運ぶ。お金を払おうとすると店長さんらしき人が「何処へ行くのですか?」と聞いてきた。「山王、天神、仁田山峠に自転車で行って来ます。」と答えると、それならお金はいらない、お気をつけてと言う。お言葉に甘えさせてもらった。
  早朝から秩父の人の暖かい心に触れ、いい気分で県道70号線を東に下る。ここは石原橋バス停付近の分岐点。ここを右に曲がり、山王峠を目指す。
 石原橋から峠までは距離も短い。県道なので道幅も広く、地図で見た感じでは楽勝だろうと思っていた。が、甘かった。確かに峠までの距離は短く、道幅も広かったのだが、勾配はオーバー10%の連続で、しかも交通量がやたら多い。なめてかかっていたせいもあり、結構しんどかった。
 峠の北側にあった祠。中に祀られているのは菩薩様のお顔のようだ。新道の峠かと思っていたのだが、どうやら歴史のある峠らしい。
 峠に到着。確かに距離は短かったが、朝のウォーミングアップにはちょっと重かった。(^^;
 峠は切り通しになっている。しかしコンクリートで固められたその両法面が痛々しい。自転車から降りてあちこち歩き回ってみたが、その間にも車がひっきりなしに行き交っている。
 峠の両側から更に上に登っている道を発見。多分これが旧道だろうと鎖のバリケードを突破して先に進む。写真は峠の南側から延びている道。廃道というか、ほったらかし状態の道で陰気な感じだ。
 最初のカーブを曲がったところで、道は新峠の切り通しによって、ものの見事にスパッと切れていた。峠の南側から延びている旧道も同じ状態。どうやら旧峠は新道の建設によってこの世から消滅してしまったらしい。
 緑色の柵を乗り越えて、切通しのコンクリートの上に腰掛け、下をひっきりなしに通過していく車をボーッと見ていた。これが時代の流れというやつですかね。

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