サ ッ キ ョ 峠

埼玉県飯能市−横瀬町
2000.2.27

周 辺 図 へ


 この峠はどの地図にも稜線を越える道が記されていない。仕方がないので旧正丸峠から尾根道を通ってやって来た。旧正丸峠とほぼ並行して存在している。地形図から峠路をシュミレートしてみると、旧正丸峠と、両側の集落は全く同じだが、若干勾配を緩くすることができる。この峠は何故作られ、何故消えていったのだろうか。
 この峠に関しては手元に全く資料がないので、よく調査してみる必要があると思うが、秩父と飯能の交通は、当時大変貴重だったはず。同じルートで異なる峠が幾つかできてもそれは自然なこと。そして当然、それらの峠には利権が絡んでくる。山形と仙台を結ぶ関山峠と蛇骨峠の関係のように、サッキョ峠の消滅は何か政治的な力が働いたのではないかと推測する。
 峠から横瀬側の景色。残念ながら飯能側は杉の木が立ち並び、展望はきかない。上で書き忘れたけど、ちょうどこの下に正丸トンネルがある。
 峠から両方の斜面を見てみると、微かながら道形らしきものがある。やはりここは単なる尾根道の中継点ではなく、昔はちゃんと峠として機能していたようだ。
 横瀬側の微かな道形に沿って下っていくと、地図にはない林道にぶち当たった。峠直下まで来ている。どこから登ってきて、何処まで続いているのだろうか。
 虚空蔵峠方面には行かず、旧正丸峠に引き返す。この階段を下って峠に着き、この階段を上って戻っていく。極端に段差の大きい階段が、全部で85段。やけくそで大きな声で段数を数え、5段ずつ踏み出す足を代えながら登った。今日の全行程の中で一番きつかった。(^^;

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