旧 定 峰 峠

埼玉県秩父市−東秩父村
2000.3.19

周 辺 図 へ


 白石の集落から県道11号線を北に下る。途中、「不動橋」バス停付近の左に曲がる舗装された林道に入り、朝日根集落を目指す。案内標識は全くないので要注意。入ったらすぐに馬頭尊が出迎えてくれる。
 まるで時計の針が止まっているかのような朝日根集落。ポカポカとした春の陽光のせいもあるだろうが、実にのどかだ。この林道は集落内で複雑に分岐しているので、分かれ道に来る度に付近の人に道を聞きながら進んだのだが、どの人も丁寧すぎるくらい丁寧で、こちらが恐縮してしまう。また、話し方のリズムものんびりしていて、まだこんな良いところが残っていたんだなぁ、と思った。
 最後の民家を過ぎ、舗装された広い林道を進む。明るい林道だ。かなり進んだ辺りで、うっかり見落としてしまいそうな「←旧定峰峠」と書かれた小さな小さな看板がある。ここが旧峠への入口。自転車を右肩に掛け、矢印に示された道に入っていく。ちなみにこの林道をそのまま進むと、現在の定峰峠直下に出る。
 峠路は緩く、とても上りやすい。明るいイメージだ。
 数分で峠に到着(^^;。ちょっと暗い感じがするが、きれいな切り通しの雰囲気のいい峠だ。今まで気が付かなかったけど、結構風が強い。風の通り道になっているようだ。
 自転車をそこに置き、少し南側に上ってコーヒータイム。今日の水は水道水でなく、ここに来る途中、名郷の「不動の名水」からとってきたものだ。やっぱりうまい!まろやかさが違う!(気分の問題(^^;)
 峠の看板の前にて記念写真。
 峠の北側斜面に鎮座していた祠。石板で三方を囲っているのはどうやら風除けのようだ。やはりここは風が強い所なんだ。土地の人の思いやりを感じる。こういう光景に出会えるのもパスハンの面白さだと思う。
 峠から定峰集落に下りる。道幅は広く、勾配も緩くて歩きやすい。石が多いのが気になったが、総じてよく踏まれていてこの峠路の歴史を感じる。
 現定峰峠路と合流した後は、今度は旧道を通らず、そのまま新道を下ってデポ地まで戻った。

目次に戻る