高 麗 峠

埼玉県日高市−飯能市
2000.8.27

周辺図はちょっと待ってて


 西武池袋線高麗駅を起点にして走り始める。駅周辺に駐車可能なところはほとんどなく、デポ地確保に結構時間を費やしてしまった。
 ウォーキングコースの道標に従って巾着田を走る。ここは高麗川の蛇行によって囲まれている水田で、地図で見ると巾着のような形をしているのでそう呼ばれている。開発を制限し、一種の自然公園のような形で保存している。用水路の上をトンボが飛び交い、休耕地では我が物顔でバッタが飛び跳ねている。小さな「里」のイメージだ。あーっ、いいなぁ。
 楽しみにしていたドレミファ橋は通行禁止だったので、あいあい橋を渡って対岸に取り付く。そして高麗峠の登りに入る。いきなりガレガレの荒れた路で、勾配もきつく、押しになる。
 しばらく上ると路面も落ち着き、勾配も緩くなってきたので乗車して進む、とほど無く峠に到着。まずは峠の碑の前で記念撮影。
 今の高麗本郷は、昔、高麗郷と呼ばれていた。続日本紀に依れば、霊亀2年に駿河、甲斐、相模など7カ国の高麗人1799人を武蔵国に移し、同国に高麗郡を設置したとあり、高麗郷=高麗本郷はその中心地であったとされている。高麗峠はその高麗本郷と飯能を結んでいた。きっと他にはあまり例の無いような特殊な文化が行き来したのだろうな。
 峠全景。写真上は上ってきた高麗本郷。少し戻ると宮沢湖方面に向かう路が延びている。写真手前は飯能に向かう路。峠にはベンチが2つ置いてある。ここにいる間、MTBが3台も通ったが、誰もここでは休まず、通過していってしまった。
 飯能側の峠路。なかなかそそられる佇まいだが、もう一度巾着田の中を走りたかったので、飯能には下らず、来た路を戻った。

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