桂 木 峠

埼玉県越生町−毛呂山町
2000.8.27

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 毎度お馴染み黒山三滝手前の越生町営無料駐車場に車をデポ。県道61号線を下っていく。山深いせいか、少し寒いくらいだ。上大満のバス停から西に曲がり、早朝の上大満の集落の中を、峠を目指し走る。
 峠路は広く、舗装されている。勾配も緩やかなので、アウターをインナーに落として速い回転で登っていく。それにしても蝉の鳴き声が凄い。きっと最後の力を振り絞って鳴いているのだろうな。路に蝉の死骸が幾つも落ちている。まだまだ暑いけど、確実に秋が近づいているんだ。
 ぐぐっと大きく谷を巻き、あっという間に旧道の山道との分岐点に到着。新道をどんどん詰めて峠まで行き、峠からはこの旧道を通ってここに戻ってくる予定だ。うまく周回できますように。
 分岐点からはワンピッチで三叉路に到着。直進すれば毛呂本郷へ、左折すれば桂木に行く。もともとここは大満と毛呂本郷とを結ぶ峠だったが、そこに桂木集落に向かう路が接続した形になっている。左折して桂木に向かう。この三叉路自体には峠の名前は付いていないが、両側の集落が大体同じなので、もし名前を付けるとしたら「新桂木峠」が適当かもしれない。
 桂木集落の中を走り、きつい石段を担ぎ上げて桂木観音に到着。ここは正式名称を曹洞宗桂木寺(けいぼくじ)といい、龍ヶ谷の龍穏寺の末寺である。本尊の釈迦座像は県指定文化財になっている。ぽんぽんと柏手二つ。諸事お願いいたしました。
 柏木観音を後にして峠に向かう。道標(ハイキングコースの道標。桂木峠と書かれた道標は一つもないので注意。)に従って民家の脇をすり抜けて進むと里路のような雰囲気の場所に出た。なんかいいなあ、こんなの。初めて来た場所なのに懐かしい気分になってしまう。
 しばらく進むと四つ辻に出て、道標に従い右折、そして桂木峠に到着。切通状のきれいな峠だ。しかし通る人があまり居ないためか草がぼうぼうに生い茂り、よく整備されているとは言い難い状況だ。足下も粘土質でぐちゃぐちゃにぬかるんでいて、アブも数匹寄って来たのでここでのコーヒータイムはあきらめ、早々に下ることにした。
 藪をかき分け、足下のぬかるみに気をつけながら旧道を下る。終始森の中を通るため、全体的にじめじめしていて途中の展望は全くきかない。半袖半ズボンでは、ちょっときついものがあった。新道との分岐点に出た後は、舗装路をかっ飛ばしてデポ地に向かった。

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