柿 ノ 木 峠

埼玉県飯能市
2000.2.5

周 辺 図 へ


 天目指峠からどんどん下り、ここは南川辺り。大きな字で「子の権現入口」と書かれてある看板に従って右折し、上り返す。
 峠道の勾配は中程度。冬枯れの景色を楽しみながら上っていく。最近担ぎの峠が多かったので、こうしてペダルを漕いで汗をかくことが新鮮に思えてしまう。
 子の権現直下の「教育地蔵」。その名前を見た瞬間、自転車を降り、二人の子供の健やかな成長を祈願する。ううむ、子連れパスハンターの鑑だ。(自画自賛 ^^;)
 子の権現に到着。足の神様として近在の信仰を集めている。「これから秩父の峠を走ります。無事に回れますように。」と祈願する。
 実は柿ノ木峠と子の権現は同一の場所だと思っていた。「双耳峰の鞍部に道を通し、それを峠だというのは反則だよな。」と思っていた。鞍部の写真を撮り、下ろうとしたが思い止まり、念のため売店のおじさんに確認してみた。「ここ、柿ノ木峠とも言うんですよね。」「違うよ、ここじゃないよ。」「えっ!」
 という訳でおじさんから正しい場所を聞き、来た道を引き返し、吾野に向かう登山道を下っていく。吾野に下る道は2つあるが、道標があまり立派ではない下の方にある登山道を下る。
 担いで下ること数分で柿ノ木峠に到着。「下って峠に到達」というパターンはできるだけ避けたかったのだが、勘違いからこうなってしまった。峠はちょっとした広場になっている。
 さて、この峠、小さな尾根上に存在するが、我々の知っている山の鞍部に道を通した峠ではない。小床から子の権現に向かう道と、畑井から子の権現に向かう道とがこの場所で合流し、峠の形状を成したものである。奥多摩の大楢峠と成立過程は同じと考えられる。
 写真はハイキングコースとなっている小床側から写す。写真左は子の権現に向かう道で、今下ってきた道。写真奥は畑井への下り道。
 小床へ下る道。人気のあるハイキングコースなのだろう、よく踏まれている。
 畑井へ下る道。廃道寸前の様相を呈している。通るときには充分な体力と装備が必要になりそうだ。
 再び子の権現に上り返し、中藤に向けて下り始める。期せずして地道が出現。おお、久しぶりだ、この感触、やっぱりたまりません。(^^)
 これも古くからある道なのだろう。山奥なのに民家が点在していて道に独特の味を与えている。こういう光景、いいですねぇ。

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