大 石 峠

山梨県芦川村−河口湖町
1999.11.20

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 毎度おなじみ上芦川にて車をデポ。時刻はまだ7時前。先週とうって変わって強烈に寒い。冬山装備で走り出す。路面は凍結しており、自動車も自転車もスリップ。11月の後半だから当然といえば当然かもしれない。
 さて、林道蕪入沢上芦川線から大石峠の途中まで延びている林道に入る。分岐点には派手な緑色の標識が立っているのですぐ分かる。林道はコンクリ舗装されているが、かなりきつい勾配だ。早々に乗車をあきらめて押し上げる。途中、さらに勾配がきつくなり、舗装された林道を担ぎ上げて登った。(^^; ふかふかの落ち葉のじゅうたんが気持ちいい。
 ロータリー状になっている林道終点を過ぎると、いよいよ山道になる。写真で道が白くなっているが、これは霜が降りているから。まだかなり寒い。肩から自転車を下ろして(結局かなり担いでしまった)小休止。あっ、今まで気がつかなかったけど鳥が鳴いている。寒いのに頑張るなぁ。
 林道終点からほんのちょっとだけフラットになるが、ほどなく道幅が狭くなり、きつい勾配の九十九折れがはじまる。先ほどまでふかふかで気持ち良かった落ち葉のじゅうたんも、ここでは路面状態を隠す厄介物になってしまう。障害となる大きい石、突起物、木の根などを全部隠してしまうため、何度か躓いてよろけてしまった。
 こんなときは雪道を歩くように、小股でちょこちょこ歩くと良い。障害物にぶつかったときもダメージが少なく、そして意外と疲れない歩き方だ。
 きつい勾配の九十九折れを登りきり、水場との分岐の尾根に取り付く。ここまで来ると勾配はややおとなしくなり、道幅も幾分広くなる。ところどころ自転車を肩から下ろし、押していける区間も出てくる。そしてようやく辺りの景色を楽しむ余裕も出てきた。こういう冬枯れの景色、いいですね。
 峠に到着、と同時に思わず息を飲んだ。出発前に地形図を良く見ていたので、多分峠ではこんな具合に富士山が見えるんだろうなあ、とイメージしていたが、やはり実際に見ると凄い。それに峠の窪みにちょうど富士山がはまっている様でなんだか面白い。富士山周辺の峠は皆そうなのだが、芦川側の風景からのドラマチックな転換...、これがパスハンの醍醐味だ!
 峠の碑はすずらん峠、新道峠の物と全く同じ。案内標識を兼ねていて、真中に峠の名前が書いてあるやつだ。。峠はちょっとした草原になっている。草の上に寝っ転がってボーッと富士山を見ていた。なんて気持ちがいいんだろう。
 峠からの展望。富士山が裾野の方までしっかりと見える。
 峠からの展望その2。河口湖、河口湖町の家並み、河口湖大橋が良く見える。上の展望写真とパノラマになっています。
 不逢山側方面から峠全景を写す。上下に延びている道は尾根道。右側が芦川側で、左側が河口湖側。本当にいい峠だ。夏はどんな顔をしているのだろう? ぜひまた季節を変えて来てみたいものだ。

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