七 曲 峠

神奈川県厚木市
2001.6.23

周 辺 図 へ


 山ノ神峠を大沢の分岐点まで引き返し、左側の林道に入る。この道は、地図上では「車両通行禁止」になっていないことを確認していったのだが、現場ではしっかりと「通行止め」になっていた。地元の人達に聞いたら、「通っちゃいけないのは自動車だけのはずだ。」という言葉を信じて上っていく。
 道は急勾配のコンクリ舗装。何で丹沢の林道は通行するのに気を遣ううえ、どこもこんなにきついんだろう、とぶつぶつ言いながら上る。いつもなら、どんなにきつくてもこんな気分にはならないのだが.....。と、左側に「大釜弁財天」の鳥居があらわれ、中を見学。冷たい水で顔をじゃぶじゃぶ洗ったら、気持ちが落ち着き、意味のないいらいらも収まった。やっぱりパスハンは楽しくなきゃね。
 弁天様からさらに走り、七曲峠への分岐点に到着。ここだけ道幅が広くなっており、看板がやたら沢山立っているので見落とすことはないだろう。
 峠路前半はずっと階段が続く。段差は大きくて、結構しんどい。
 階段地獄から解放されると、あとは九十九折れで山肌を駆け上っていく。多分勾配はきついのだろうけど、山ノ神峠の後だととても易しい道に思えてしまう。顔を上げ、鳥の鳴き声を楽しみながらゆっくりと登っていく。
 頭上がぱっと明るくなり、峠に到着。峠は日向山に向かう道との三叉路になっている。大竹側は、尾根に沿ってずっと鹿柵が張り巡らされている。そうか、運が良ければ鹿と会うことができるのか。
 峠の北側には「山神」と彫られた碑と、祠が建っていた。昔から多くの旅人を見守ってきたんだ。そっと手を合わせ、峠を後にした。

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