サ オ ラ 峠

山梨県丹波山村
1998.9.19

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 サオラ峠入り口。「丹波」のバス停と、日石のGSとの間にある。看板も出ているので迷うことはないだろう。
 峠路は最初、コンクリ舗装されており、畑の中を九十九折りで登っていく。登山道になってからも道は狭く、勾配はきつい。
 狭く、きつく、暗い杉林の中を登り、尾根に取り付く。サオラ峠路の全行程の中で、広場のようになっていて休憩するに適した場所は、峠とここだけ。眺めがいい。
 尾根に取り付いてからは、勾配も一層きつくなってくる。平面距離約3kmで780mもアップしているので当然か...。とにかくきつい。
 植生は杉から栗、椚に変わり、峠路にはドングリやら栗のいがなどがいっぱい落ちていて楽しい。これと鳥の囀りで随分苦しさが紛れた。
 周りの植生が熊笹に変わり、峠に到着。休憩も含めて2時間10分もかかった。いやー、疲れた。丸太に腰を下ろし、足を伸ばして深呼吸。(先週の金曜日から禁煙しています。(^^;)
 峠の標識。「竿裏峠」と書かれてある。そういえば途中の案内板には全て「サヲウラ峠」と書いてあった。地元の人は「サヨラ峠」とか「サオリ峠」とか呼んでるらしい。「竿浦峠」と書かれた本もあるという。正解はどれだ!
 峠の前飛龍側にあった祠。中をのぞき込むと幣が供えられていた。歴史ある峠のようだ。
 峠全景。広場のようになっていて、丸太のベンチ?に腰を下ろすことが出来る。展望はあまり効かないが、なかなか落ち着ける峠だ。
 下り路。勾配も緩く、最初こそ乗車できたが、そのうち道が細くなり、荒れてくる。道路消失、土砂崩れ箇所多数。途方に暮れるほどひどいものはないが、全体の距離が長いのでうんざりしてしまう。
 途方に暮れると言えば、沢に出合う辺りから木を4本束ねた橋が沢山出てくる。どれもよく滑る。また、4本の木の間隔が開いていて、足がはまりそうになる。中には左右どちらかに大きく傾斜しているのもある。そして下の谷は深い...。生きた心地がしなかった。
 沢に出合う辺りからアップダウンが多くなり、疲れた足にかなり堪える。峠から2時間半でようやく「三条の湯」にたどり着いた。疲れていたので一風呂浴びようかと思ったが誰もいない。やむなく先を急いだ。
 三条の湯から15分ほど乗ったり押したりを繰り返し、後山林道に取り付く。やっと乗車して下れる!と、今までの鬱憤を晴らすべくすっ飛ばして下っていった。
 ところが....。好事魔多し。お約束の大転倒。事もあろうに胸から落ちてしまい、左胸を強打してしまった。暫くは息も出来ず倒れたまま。よくあばら骨が折れなかったものだ。両手の平は擦りむけ、血が噴き出している。自転車をチェックした結果、どうやら前輪のパンクが転倒の原因のようだ。うーん、楽しいパスハンの最後につまらない落ちが付いてしまった。

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