大 丹 波 峠

山梨県小菅村
1998.5.10

周辺図へ


 小菅村川久保の交差点から北に向かい、舗装されているが急勾配の峠路を上る。最後の集落?である今川の分岐点を東に進み、峠を目指す。分岐点に道標があるが、「鹿倉山へ」と書かれていて、大丹波峠の名はない。
 峠路は、最初舗装されていて、後に未舗装の林道となる。地形図では点線で表示されていたのでてっきり山道の担ぎだと思っていたが...。結局峠まで林道が通っていて(分岐1カ所)上りは全線乗車可能。
 峠は広場になっていて、鹿倉山に向かう道との三叉路になっている。車での乗り入れが可能なせいだろうか、廃棄物が多く不愉快だ。案内板によると、自転車の後方にあるもっこりした小山は古墳だという。太古からの峠なんだ。うーむ、ロマンを感じる。
 峠から丹波方面の展望はよい。これから下る峠路も里路のような雰囲気だ。
 下り始めてから峠を振り返る。この峠は北側から見上げた方がいい表情をしている。
 下り路の様子。道幅は下り全線にわたって細く、勾配はきつい。植林されたばかりの杉の木を手でよけながら下る。植林された杉と路との間隔は狭く、このまま木が成長していったら人間が通れなくなってしまう。「数年後には廃道...。」こんな不安が頭をよぎった。
 沢に出合ってからは路の損傷箇所が多くなる。又、傾斜のきつい木の橋にはご用心。雨のあとなどで濡れているときは、つるつる滑り、立ったままで突破することは不可能。自転車を担いだまま、両手両足をフルに使う必要がある。
 養魚場の脇を通り、舗装道に合流。といってもここは地形図ではまだ点線の山道の部分。こんな山奥にまで開発の波は押し寄せている。
 ここから橋を渡り、舗装道路を少し走ると左側に「大菩薩峠へ」と書かれた山道の分岐があるので、そこを通って「県道丹波山・上野原線」に合流。途中道路消失十数メートル。結構苦労した。
 「県道丹波山・上野原線」にある「新・大丹波峠」。但し地図上には名前は載っておらず、正式名称ではない。急勾配で山の鞍部を乗っ越しており、峠らしい峠だ。

目次に戻る