将 監 峠
山梨県甲州市−埼玉県秩父市
2016.7.24

 

 笠取小屋の朝。遠くに聳える山は大菩薩嶺、手前は鶏冠山。昨夜はこの景観をバックに星景撮影を目論んだが、ガスがひどくて撃沈してしまった。
 出発を待つ自転車たち(の一部)。さすがに壮観である。
 小屋付近まで出てきてくれた鹿の見送りを受けて出発!
 峠までは笠取山、唐松尾山の尾根の南側下を通る巻き道を行く。最初は非常に走りやすい道であった。
 2台並んで走れそうな山道。空気もひんやりとしていていい気分。
 黒エンジュ。一之瀬への下り路との分岐で、全行程の3分の1の地点でもある。休まずそのまま通過する。道はここから激しく下っていく。
 こんなに下っていいのかと少し不安に思う頃、大底の沢を横切る。結構なガレ場で一瞬道を見失ってしまった。道はここから急勾配で登っていく。
 人為的に岩を積み上げて作った道。長い間よくぞ持ってくれたと感心する。
 路の状態は良くなったり悪くなったりでアップダウンもきつい。疲れる前の小休止を心がけ、こんな写真を撮りながらゆっくり進む。
 大崩落現場。昨夜小屋で話題になっていたところだ。トラバースする地盤も脆く、写真の大木を越えるときも緊張した。写真右側の梯子はずっと先まで続き、途中で谷の上でカーブしている。生きた心地がしなかった。
 大崩落地点を越えればあとはもう大丈夫だろう、という考えは甘かった。事前の情報では把握できていなかった崩落地がまだ2か所もあった。写真を撮る気も起きず、トラバースしながら笑うしかなかった。ようやく路面が落ち着き始め、山の神土に着いたときは本当にほっとした。ちなみにここで、今回のランで唯一の登山者に会った。
 山の神土から「とても穏やかな」道を下り、峠に向かう。もう難所はないはず。
 峠に到着。新しくできたと思われる道標の前で記念写真。
 峠全景。先行していた山サイ研の仲間が3名待っていた。峠の雰囲気は道標が新しくなったくらいであとは全く変化がなく、妙にほっとしてしまった。集中時間まで少し横になる。
 峠から南側の景色。これも昔と全く変わらない。
 集中後写真を撮って各自散会していく。峠から将監小屋との分岐まで下り、林道を一之瀬まで一気に下っていく。
 しかし荒れた林道を下るのはかなり久しぶりで、勘が鈍っていたらしい。4分の3ほど下ったあたりで路面の裂け目にタイヤを取られて転倒。左肩から落ちてしまった。幸い左肘を擦りむいたくらいで済んだが、身体全体の痛みが引くまでしばらく押して下った。
 よろよろと舗装路との分岐点に到着。将監峠への案内看板は、大きく立派になっていた。


過去に訪問した将監峠

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