真 弓 峠
長野県木曽那郡王滝村−岐阜県中津川市
2015.10.31

私の学生時代、自転車による峠越えに明け暮れていた頃、「東濃三大峠」と言われていた峠がありました。岐阜県の加子母、付知から長野県の王滝に繋がる鞍掛、白巣、真弓の3つの峠のことです。東海地方のサイクリストに人気が高い峠で、私もいつか行ってみたいと思っていましたが、貧乏学生だったため、ずっと叶わぬ夢でした。 そして1984年の長野県西部地震で発生した「御嶽崩れ」の際に、岐阜側からの救援物資輸送のため3つの峠に大規模改修が行われ、3峠路とも営林署専用林道となり、自転車を含む一般車両の通行が一切禁止されてしまいました。
この規制は白巣峠の王滝側のみ現在解除されていますが、それ以外は継続しています。
 自転車で行くことはもう不可能ですが、ならばこの足で峠に立ちたいと思い、昨年9月に王滝側から白巣峠を車と歩きで、そして鞍掛峠を加子母側から10キロ歩いて思いを果たすことができました。しかし真弓峠だけは両側とも「車両進入禁止」ではなく「立入禁止」状態で入ることはできません。
 なんとか「合法的に」峠に行くことはできないかと色々と調べたところ、地元付知のNPO団体がウォーキングイベントで過去真弓峠に行ったとの記事を見つけました。電話やメールで何度かやりとりをした後、晴れてウォーキング参加者として「合法的に」真弓峠に行くことができました。
 写真は真弓峠です。スタッフの方にお願いして最後尾に回してもらい、誰もいない峠を撮影させてもらいました。

 峠の数キロ手前でバスから降りて歩きます。老若男女30人ほどで和気藹々とした雰囲気で、簡単に溶け込むことができました。
 真弓峠に向かう道です。こんな雰囲気のいい道が本来は立ち入り禁止なんてもったいないですね。
 峠を越えてすぐに東に向かう別の林道に入り、御嶽が見える広場でお弁当となりました。。まだ噴煙が見えるんですね。
 解散後、ひとり神坂峠に上って星景撮影。しかし18時の段階で気温は0度。寒さに耐えきれずに2,3枚だけ撮って終了。構図とかピント合わせとか設定とかいい加減です。シャッター切ったら急いで車に戻り、中で固まっていました。


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